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キャリア二十年-、B型ウェブクリエイターの思想と偏見と…。

ウェブ制作者が現場から赤裸々に語るウェブ制作に関する技術的な備忘録&雑記帳(偏見+愚痴多め)

見積書を見て初めて想像力が湧く

車、家、保険、etc…見積書を手にする事って普段はあまりありませんよね。

ですが、いざ見積書を手にすると「え?こんなに高いの?」と、想像していた金額とかけ離れた高額を提示される事もよくある話です。

特にウェブ制作費って「相場」が有って無いようなモノ。見積書の金額が本当に妥当なのか疑ってしまうのもわかります。また、クライアントから予算額を提示されれば、予算枠で収めた見積書は提示できますが、それでも予算に見合ったモノになるか不安で仕方ないと思います。

「価値」とはそれだけ、人によってバラバラ…という事かもしれません。

相見積を取ろうと複数の制作会社に見積を依頼するクライアントもあります。決め手となる「基準」が無いためか、見積書を取れば取るほど「判断」が曖昧になり、「決断」に至れず…結局どこにも制作依頼しないという決断を下すクライアント(特に中小企業)も沢山見てきました。それで会社が回ってるのも、なんだかなぁ…とは思いますがw(皮肉)

中小企業ウェブの規模は、単純にページ数として20~30ページ程度が殆どです。

この規模であれば、掲載原稿・素材写真等をすべてクライアントが用意する事を想定すると

  • ディレクター(兼営業)……1人
  • デザイナー……1人
  • コーダー(兼プログラマー)……1人

で事足りますし、仮に原稿作成(取材)や写真撮影をすべて制作会社に依頼すると、上記から

  • ライター……1人
  • カメラマン……1人

を追加される事になります。

単純にこれらの人件費が仮に一人月30万円の給与であるなら、制作に丸々一ヶ月かけるなら90万円~150万円以上の見積書を提示しないと制作会社としては赤字ですね。実際にはすべての業務時間を費やす事は無いと思いますので、もう少し抑えた金額になるかと思いますが…。

それ以外にも、事ある毎にクライアントと打合せをしたり、要望に応える為に社内会議したり、説明する為の資料を作成したり…と、制作実作業に移る前に色々やらなければいけないタスクが多発します。

見積書を提示された際、金額だけを見て根拠なく「高い」「安い」を決めるのは危険です。また、制作会社も何故この見積額になるのか、ある程度の説明責任もあると思います。

ちなみに、この記事を書くのに約2時間かかりました…笑。驢鳴犬吠にて失礼しました。