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キャリア二十年-、B型ウェブクリエイターの思想と偏見と…。

ウェブ制作者が現場から赤裸々に語るウェブ制作に関する技術的な備忘録&雑記帳(偏見+愚痴多め)

やらせるだけやらせて逃げるクリーニング会社の「やり逃げ社長」

やらせるだけやらせて逃げるクリーニング会社の「やり逃げ社長」

10年ほど前、とあるSNS関連のセミナーに参加した時のお話。

登壇していたセミナー講師から大勢の受講者の前で「○○君(わたし)はTwitterのシステムを使って、今回のセミナー参加者の出欠管理をするアプリを開発してくれました。」的な紹介をされ、わたしも悪い気はしませんでした。

Twitter APIを利用したセミナーやオフ会等に参加予定のTwitterユーザーをデータベースにインサートして、イベント当日受付のiPadに参加者のTwitterアイコンとアカウント名の一覧を表示し、来場した方へ一覧から自分のアイコンをタッチしてもらう…という簡単な仕組みの出欠管理システムです。

それまでは、参加者のTwitterアカウント名簿をエクセルで作り、参加した人、欠席した人を受付が一人ひとりチェック。締め切りギリギリで参加表明をした人がリスト漏れしていたり、参加表明したにも関わらず当日ドタキャンした人がいたり…と、集めた参加費と人数があっているかアナログで計算管理していました。

その受付のドタバタを遠目で見ていたわたしは、「なんつぅアナログな事やってんだよ?w」と、当時仕事も暇だったので、自分のプログラマーとしての腕試しも(APIの勉強)込めて、ササッと開発してあげました。(もちろん無料で)

登壇したセミナー講師とは古くからの付き合いもあり、別にこれを有償化して儲けよう(いや、ニッチすぎて儲からんw)とも思っていませんでした。

その後も、様々なセミナーやオフ会等、Twitterを介したイベントでこの出欠管理システムは重宝され(自分で言うスタイル 笑)、Twitter交流会内部という狭い世界でしたが、「○○さん(わたし)は、ウェブデザイナーなのに、システム開発もできる人なんだね…。」と認知されました。(わたし自身は「承認欲求低め」ですが…w)

そんなある日、別のセミナー終わりに参加者のある一人から「SNSを使ったシステムを開発したいと思ってるんだけど、手伝ってくれないか?(もう10年程前の話なのでうろ覚え)」的なお声を頂き、「面白そうですね。もし本格的にやると決まったら、またご相談ください。」とお返事しました…。

お声をかけて頂いた人は「主に店舗入り口の玄関マット等を取り扱うクリーニング会社」の社長でした。(当時、まだ34、5歳くらいの人だったかなぁ?)

次の日、その社長から電話で「正式にやる事が決まり、手伝って欲しいので一度打合せをしましょう!(はやっ!)」と、地元のランドマークタワー1階のオシャレな喫茶店で打ち合わせる事に…。

てっきり、その社長しか来ないもんだと思っていたら、社長の友人(見届け役?)も同席していて……。あぁ、もうこの時点で(この案件…ヤバいパターンだなw)と思いました。

要は電話で、「私の他に同席させたい人がいるけどいいか?」と断りの話をしなかった時点で、何かあった時に同席させた友人を第三者に置いてトラブルを回避させよう…というニオイがプンプン臭ってきました。「え?貴方、騙し討ちしたよね?」的な…感覚と言うべきでしょうか。

こういう時のわたしの「人間不信アンテナ」は敏感に反応するんです。笑(社長や、その友人の本心はどう思ってたかは知らんw)

「こういう事(騙し討ち)するんだったら、申し訳ないですが、このお話は無かったことに…。」と、突っぱねて帰っても良かったんですが……、まぁ、折角時間作って来たんだし(コーヒーくらいは奢ってくれそうだしw)、話だけは聞こうか…と、何がしたいのか?システムに落とし込めるか?将来性はあるのか?そもそもビジネスになるのか?等、簡単なヒアリングして持ち帰る事に…。

次の日、またその社長から「昨日話した内容で行けそうですかね?」と電話が…。

(おま、昨日の今日だろw)と思いながらも、「あぁ…まぁ、(開発は)出来なくは無いですよ。」と返したら、「そうですか!じゃぁ、具体的な話をしたいので、昨日打合せた喫茶店でまたお話しましょう!」と…。

後日、(面倒くせぇ…けど、またコーヒーとケーキ奢ってもらお♪)と再び喫茶店に行ったら、また別の人が増えてて…「今回、制作を担当してくれる○○さんです。」と紹介され…「はぁ…(?)」と…。

(ん?制作(開発)はわたしがやるんじゃないんだ…???どゆこと?w)

どうも、先日の打合せで同席した社長の友人が、「オレの知り合いにフリーランスでウェブ制作やってるヤツがいるんで、○○さん(わたし)じゃなくて、その人にやってもらおうぜw」みたいな話を社長に持ちかけたんじゃないかな?

憶測ですが、その友人からしてみたら、社長とわたしの間だけでモノゴトが進んでしまうと、自分に何の「旨味(メリット)」も無いじゃん…とでも思ったんでしょう。要は、自分の息がかかった人物を紹介する事で、何らかの「利ざやを抜き取ろう」としたんだと思います。(まぁ、よくある話…。)

で、寝耳に水で紹介されたフリーランスのウェブデザイナーは、いかにも「オレ…お前らと違い、頭いいんで…」的な話し方をする、何とも鼻につくイケ好かない感じで、何を言うにも「フッ…全部問題なく開発できるし。草」的な上から目線な態度…。ホントこの業界のフリーランスってこんなヤツ(世間知らず)多いよねぇ…。ウケる。

内心(オマエ、なんなん?いちいち失礼な態度だな…。)と思いながらも、何が決まったのか?決まってないのか?よくわからない打合せが終わり…更に次の日。

また、この社長から「昨日ご紹介した○○さん(フリーランスのウェブデザイナー)から『やるなら有償ですよ』って言われたんですよ~。だいたい幾らくらいなんですかねぇ?自分じゃこういう事よくわからなくて…。」とくだらない電話。

(はぁ?タダでやってもらおうとしてたんかい?!コイツw)

「知らんがな…。」と口を滑らしそうになりましたが、ある意味この社長の「いかにも仕事出来なさそうな会話」が楽しくなってきてしまい、「100万くらいじゃないっすか?(テキトーwww)」に回答してあげました。(どーせ、わたしが開発するんじゃないんだし…。草)

あぁ、言い忘れましたが、この社長は事ある毎に「自分じゃよくわからなくて…。」が口癖でした。まぁ、「バカのフリ」してただけなんでしょうが…。

で、後日このフリーランスのウェブデザイナーが出してきた見積がどうも「150万超え」してたらしく、「こんな高いもんなんですかね?」と電話で相談されました。(その金額聞いて「でしょうねw」と内心www)

「うーん…もし、わたしが開発するんでしたら75万(実作業費)くらいですかねぇ…。(これもテキトーw)」と話したら、結局わたしがシステムを組む事に…。(てか、そこまで気にしてるのであれば、他にも相見積取れよ…って思いましたがw)

まぁ、その社長の友人にとっては、「ぐぬぬぅぅっ」で、わたしにとっては「メシウマー!(ざまぁw)」なんですけど…ワラ。それ依頼、この社長の友人は打合せに顔を出すことは無かったですね…。(なんでだろぉ?お察し)

今回の案件も冒頭でお話したTwitter APIを利用したシステムで、複雑なロジックでも無かったので…2~3週間程度でデザイン込みで「サラッ」と開発してあげました。

その後、システム自体は不具合もなく上手く稼動してたんですが、この社長…いや、このクリーニング会社の担当社員がシステムを使いこなせず(ワザワザ操作資料まで作ってレクチャーしてあげたんだけど…汗)結局、数ヶ月稼働しただけでポシャったっていう……。┐(´д`)┌ヤレヤレ

ちなみに、この会社の本業とは全く無関係なシステムです。

社長は、「後々、このシステムを本業と結びつけたい…。」みたいな事を熱く語っていましたが、何を言っているのか?「頭の悪い(皮肉)」わたしにはさっぱり理解出来なかったので、「うんうん」と頷きながら、内心(ふーん、よくわからん…w)でした。草

それでも社長が「やりたい」と言っていた事は、最低限実現してあげたので、ここまでの見積書(ディレクション費+作業費+迷惑料w)と、その請求書(ちょっとお高めの120万でw)を渡したんですが、未だに支払ってくれません…。

ワロス!(おいw)