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キャリア二十年-、B型ウェブクリエイターの思想と偏見と…。

ウェブ制作者が現場から赤裸々に語るウェブ制作に関する技術的な備忘録&雑記帳(偏見+愚痴多め)

自社ウェブを制作会社に依頼する前に…。

あくまで経験談。(もしかしたら、「ウェブ制作会社あるある」かも?)

わたしは前職では主に中小企業ウェブの制作に携わっていました。制作だけではなく、営業から、見積作成…納品(公開)後のメンテナンスまで案件のほぼ全てを担当する事も多々あり、かなり?エキサイティングな職場でした。

わたし自身、顧客と直接お付き合いする中で、経験と偏見でカテゴライズされたウェブ担当者という名の「お得意様」と「不得意様」が脳内構築されています。

企業サイト制作はBtoBと言えど、末端は一個人同士のやりとり…この記事では窓口になったお客様の事を「ウェブ担当者」と定義し、わたしにとって「お得意様」「不得意様」それぞれの特徴を表してみます。

お得意様の特徴

  • ウェブ担当者に決定権がある場合
    自分自身に決定権がある事を理解し、他者の意見を聞き入れつつも、最後は必ず「自分で決断する能力」がある。
  • ウェブ担当者に決定権がない場合
    自分自身に決定権がない事を理解し、何かを決定する時は必ず決定権のある上司へ相談と決断を仰ぎ、「スピーディーに対応する能力」がある。

不得意様の特徴

  • ウェブ担当者に決定権がある場合
    自分自身に決定権がある事を理解せず、責任を取りたくないのか?自分では決断せず、他者の意見ばかり聞き、結局何をどうしたいのか?纏める能力がない。(決断力が無い)
  • ウェブ担当者に決定権がない場合
    自分自身に決定権がない事を理解せず、勝手にモノゴトを進めてしまい、最後の最後、公開直前に初めて決定権を持つ上司に「会社のサイト…こうなります。」と報告し、「なんで、今まで報告しなかった?こんなサイト公開出来るか?!やりなおせ!!」と「大どんでん返し」が発生し全てを降り出しに戻してしまう。

これに尽きます。

特に一番最後の「大どんでん返し」された案件は酷いものです…。広報活動をやった事が無い(そもそも広報という組織が無い)人がウェブ担当者として窓口に立たれると、必ずと言っていい程、納品(公開)直前になって請け負ったウェブ制作会社は「大怪我」します。

案件初動時に、「失礼ですが○○様はこういう事の担当をされた経験は御座いますか?」とも聞けず、もう無条件に「貴方を信じてますからねっ」と曖昧な状況下で制作スタートしてしまいがちです。

ただ、長くこの仕事をしていると、初回打ち合わせ時に「あ、この人…このまま進められるとヤバいな」と察知する能力がつくもので…、そういう場合は「本件、スムーズに進める為にも次回打ち合わせ時から(決定権を持っている)上司の方も同席をお願いできますでしょうか?」と必ず一言入れます。

ただ、ウェブ担当者のプライドなのか知りませんが、「いえ、一任されてますので…。」と断られる事が殆ど。

「では、もし公開ギリギリで修正や変更が生じた場合は公開が遅れる、別途費用が発生する事になりますのでご理解ください。」と一言付け加え、さらに見積書にも一文付け加えます。(案件の大きさ、費用の大きさにより、念書を交わす事も…)

それでもご納得頂けない場合は、残念ですがこちらからお断りする事もあります…。

もし、初めてウェブ担当者になり、ウェブ制作会社へ制作依頼を考えてる方がこの記事を読まれるなら、ご自身の社内でのお立場、責任の有無、決定権の有無…更には「(ご自身もしくは上司の)決断力の有無」を今一度考え行動していただけると、この国の全てのウェブ制作会社を代表して幸甚に存じます。(大げさw)